DaVinci Resolve カラー入門
更新: 2025/12/5
DaVinci Resolve カラー入門
おすすめ動画
- ノードの理解:Resolve 18 のカラー
- Color ページ入門:速習
- 3ノードで作るフィルムルック
- 私のResolveカラーグレーディング手順(肌色含む)
概要
カラーページの構成:ノードツリー、Primaries、カーブ、ホイール、色相カーブ、スコープ
カラーマネジメント:プロジェクト設定、Log/FlatからRec.709への変換(LUT/CST)
基本フロー:ホワイトバランス、露出/コントラスト、肌色補正、スタイル統一と整合性チェック
ベストプラクティス
明確なノード構成(入力/補正/肌/効果/出力)で作業を分離
Waveform/Parade/Vectorscopeで判断し、レベルと色域を適正に保つ
一般LUTよりColor Space Transformを優先し、色域/ガンマを正確制御
QualifierとPower Windowsで局所処理、肌とハイライトを保護
スチル/バージョンでショット間を照合し、統一性を維持
端末別に出力確認し、過飽和/暗部落ちを避け、圧縮後の見え方も確認
よくある落とし穴
Rec.709素材へLUTを重ねて歪み、色空間不一致
1ノードに調整を詰め込み、追跡困難で保守性低下
スコープを無視し、色被り/クリップ/黒浮きを招く
タイムライン/プロジェクトの色設定を見落とし、ショット間で一貫性欠如
過度なシャープ/ノイズ除去でアーティファクト、質感の損失
ショットマッチを行わず、画が飛ぶような変化で連続性低下